den6blog’s diary

僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』次郎長通り界隈編2】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』次郎長通り界隈編2】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 31 日の日記再掲) 武田の武将今福丹波守にちなんだという丹波街道、清水次郎長にちなんだという次郎長通りが、今は暗渠になっている…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』次郎長通り界隈編1】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』次郎長通り界隈編1】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 27 日の日記再掲) 東海 1 号で清水駅に着き、県立がんセンターへの母の送迎を終え、親戚から借りた自動車を返し、歩いて宮加三から旧…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編5】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編5】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 27 日の日記再掲) 旧久能道沿いに不思議な建物が集中している地域がある。 農家の倉庫のように思うのだけれど、通りから覗き見ると作業場を…

【清水・地ラーメン考】

【清水・地ラーメン考】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 26 日の日記再掲) 9 ヶ月間に及ぶ抗ガン剤投与の間、食欲減退に悩んだ母は、定期検査で外出し、外で食事をとる機会がある度に、「お昼ご飯は何を食べたい?」と聞く…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編4】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編4】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 25 日の日記再掲) 静岡県清水、母が一人暮らしする実家のトイレには JA しみずのカレンダーがかかっている。 母の店の常連でもあった大川さ…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編3】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編3】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 24 日の日記再掲) 一昨日の日記で海沿いの古道について書いたらいろいろな人からいろいろなことを教えていただいた。 掲示板では、本能寺から…

【さらばミカン娘】

【さらばミカン娘】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 23 日の日記再掲) 週末の介護帰省をする朝である。 長期にわたる抗がん剤投与の疲れが癒えてきたのか、このところ母は食欲も気力も回復し、少しは安心して離れて暮らせる…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編2】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編2】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 22 日の日記再掲) 古い道沿いには古いものが残っている。 それは過去の出来事が夢まぼろしではなく確かに存在したことへの嬉しい手がかりとな…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』旧海道編】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 21 日の日記再掲) 道というのはどこかで尽きるもので、久能街道も不二見小学校脇で柳橋から宮加三へと続く柳宮通りに吸収合併されるように細く…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編3】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編3】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 20 日の日記再掲) 清水消防署八分団脇を入って村松方向へ行く古道が久能街道である。 久能街道を歩くと、両脇の家々には奥まった住まいの手…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編2】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』久能街道編2】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 18 日の日記再掲) この季節になるとお伽噺の『さるかに合戦』を思い出す。 木の上から猿が投げ下ろした、まだ硬い柿が当たって蟹が死んでし…

【サンライズ・サンセット】

【サンライズ・サンセット】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 17 日の日記再掲) 週末の帰省介護を終えて東京に戻る日曜日の朝、母が別れ際に、「もう大丈夫だから、しばらく来なくてもいいよ」などという。 「(何をとぼけた…

【行き暮れて】

【行き暮れて】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 15 日の日記再掲) 東京の大学病院に検査入院し、100 万人に 1 人ともいわれる難病を引き当ててしまった従妹の検査結果告知に付き添う。 「それでも希望を捨てるな」と励まし…

【あっち側とこっち側】

【あっち側とこっち側】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 12 日の日記再掲) 清水橋の架け替え工事が中間点まで近づき、エレベーター付き歩行者専用部分の取り付けも始まっている。 「(そうか、歩行者専用部分が付くのは、あ…

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』―太鼓橋編―】

【『街道を(ちょっとだけ)ゆく』―太鼓橋編―】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 10 日の日記再掲) 母親の介護帰省などといっても、余程元気のない時を除いて母は日常生活動作も自立しているので、「お母さんの枕元に貼り付…

【朝の曳航】

【朝の曳航】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 9 日の日記再掲) 平日に仕事を休んでの介護帰省が増えてきた。 車窓の景色を見ていると、大きくて即座に名前が言えるような川で竿を振る釣り人を見かけるのは当然のこととして…

【駅弁は死なず】

【駅弁は死なず】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 8 日の日記再掲) わが母の世代だと「他人や制度の世話になるなんてごめんだ」などと考えて生きてきた人が多いのではないだろうか。 母は少女時代から片肺であり、貧しい母…

【清水富岳百景】

【清水富岳百景】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 6 日の日記再掲) 定年退職後は自宅にいて働く奥様の銃後の備えとなり、主夫業に専念している編集者の友人がいるが、母の世話をしてみて主夫業というのもやりごたえのある仕…

【月曜日の時計】

【月曜日の時計】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 5 日の日記再掲) 月曜日午前 9 時ちょっと前、実家に電話して母の生存を確かめ、午前9時半過ぎ、郷里にある看護・介護ステーションに電話してケアマネージャに緊急の訪問看…

【再度往復】

【再度往復】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 4 日の日記再掲) 残暑もおさまり、めっきり秋らしくなり、清水総合運動場近くの日曜朝市も再開されると聞き、自転車に乗って行ってみたいなどと母が言い出してびっくりしたが、…

【特急東海1号】

【特急東海1号】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2004 年 10 月 3 日の日記再掲) 久しぶりに東京発清水行きの電車に乗って帰省してみた。 JR東海道在来線を走る特急東海1号は、東京駅 7:18 発清水駅 9:28 着であり、東京・静岡間を新幹…