den6blog’s diary

僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【柊鰯】

【柊鰯】 「鰯の頭も信心から」という。節分の鬼除けである「柊鰯(ひいらぎいわし)」を戸口に飾りつけた家を久しぶりに見た。東京では焼いた鰯の頭と柊、そこに豆柄(まめがら)が加わる。 この地域では日当たりの良い台地上にある家々より、坂を下った低…

【あんぐりと angry 】

【あんぐりと angry 】 “An angry man is again angry with himself when he returns to reason. ” という箴言(しんげん)があって、これは「怒った男は理性的になると自分自身に腹を立てる」と理解すればいいのだろうか。 紀元前 85 年から 43 年にかけて…

【新型ウイルス禍と二度目の春】

【新型ウイルス禍と二度目の春】 ご近所さんである友人が梅の枝をたくさん抱えているので「あ!」と言ったら「盗んできたわけじゃなくて近所の友だちが、たくさん咲いた庭の梅を切ってくれたの」と言う。ひと枝もらったので仕事場に飾った雛人形脇に活けた。…

【自転車とアシスト】

【自転車とアシスト】 文京区は坂が多いせいか電動アシスト付き自転車に乗る人が多い。興味がないのでくわしい事情を知らないけれど、高かった価格が次第にこなれてきたのだろうか。 上り坂を歩いているとき、平然と座り漕ぎで追い越していく女性は登坂力を…

【モノクロネガとカラーネガ】

【モノクロネガとカラーネガ】 デジタルな写真しか撮ったことのない人が増えて、ネガティブ・フィルムを略した「ネガ」ということばは死語になるかもしれない。辞書には、 撮影・現像してできた、明暗や色相が実物と反対のフィルム・乾板の画像。陰画。ネガ…

【桜満開】

【桜満開】 桜の季節が近づいたなと染井橋を渡りながら思う。 そして請求書を投函しに出たついでに、富士神社境内を歩いたら桜が満開になっていた。ここの桜は例年こんなに早く開花しただろうか。 あまりに長いこと外出を控えているので、季節感が狂っている…

【清水銀座の四葉】

【清水銀座の四葉】 友人宅に電話をかけ、本人が出たので挨拶を述べ、要件を切り出したら話がかみ合わない。おかしいなと思ったら「わたし〇〇〇の父ですが」と言うので慌てて「失礼しました、〇〇〇くんをお願いします」と言いなおした。息子と父親は骨格が…

【君といつまでも】

【君といつまでも】 「しあわせだなぁ」と思ったり口走ったりしてしまうときの自分と、「ぼくはきみといるときが、いちばんしあわせなんだ」と意識的にことばとして言うときの「自分」には、あきらかなズレがある。前者は動物的であり後者は人間臭く、前者は…

【回想のピアノマン 2】

【回想のピアノマン 2】 定期的に勧誘セールスの電話がかかってくる。興味がないとぶっきらぼうに言って電話を切っても、しばらくすると懲りもせずまたかけてくる。またあの会社かと思い「株式会社〇〇〇〇」という社名で検索すると水ビジネスから不動産取…

【回想のピアノマン】

【回想のピアノマン】 このところ酔っ払って就寝する 21 時ころの記憶が飛んでいる。昨夜も飲んで盛り上がっているうちに 21 時から録画予約しておいた NHK 総合の土曜ドラマ 『六畳間のピアノマン』が始まってしまい、古舘佑太郎が歌うビリー・ジョエルの楽…

【囚人】

【囚人】 1995 年の刑法改正以来「囚人」ということばは法律上で使われない。辞書には 1 獄につながれている者。2 刑務所・拘置所などの刑事施設に収容されている受刑者・被疑者・被告人などを意味する古い用語。 と書かれている。 時間に囚われたり、思い…

【渋沢栄一と滝乃川学園】

【渋沢栄一と滝乃川学園】 「聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし」 というありがたいおことばを見つけ、感心したのでメモしておいた。日本女子大創設者である成瀬仁蔵の言葉で、成瀬もまた渋沢栄一に連なっている。 渋沢栄一と学…

【あやまち】

【あやまち】 以下はラ・ロシュフコーの言葉で、この十七世紀に生きた人は、あの三銃士に出てきたリシュリュー枢機卿と対立していた。きょうの箴言(しんげん)に、 We forget our faults easily when they are known to ourselves alone.La Rochefoucauld …

【新貝ふとん店】

【新貝ふとん店】 昨夜は一杯やりながら録画しておいた NHK 『プロフェッショナル仕事の流儀』「誰にでもできることを、とことん〜布団職人・新貝晃一郎〜」を観た。 木綿布団づくりに人生をかける職人。腰痛などに悩む全国の人々から注文が入り半年待ち。客…

【ワタシたちは ガイジンじゃない!】

【ワタシたちは ガイジンじゃない!】 昨夜は録画しておいたNHK〈一人芝居〉、【作】宮藤官九郎、【出演】イッセー尾形、『ワタシたちは ガイジンじゃない!』を観た。感動した。観終わって、つれあいはテレビに向かって拍手していた。「人を人とも思わない…

【昆布締め生活】

【昆布締め生活】 富山は昆布消費量日本一だそうで、配偶者の実家に帰省すると「サスの昆布締め」を食べるのが楽しみだった。料理屋や専門店でなくて、地元スーパー鮮魚売り場で売られているものでも十分美味しかったのは富山県民の底力だろう。 懐かしくて…

【負い目のないアダム】

【負い目のないアダム】 「負い目のないアダム」という言葉が出てきて『負い目』という言葉を面白くおもう。辞書を引くと 恩義があったり、また自分の側に罪悪感などがあったりして、相手に頭が上がらなくなるような心の負担。 と書かれている。「負い目」と…

【書くことの「直接」について】

【書くことの「直接」について】 「直接」を辞書引きすると、 間に他のものをはさまないで接すること。間に何も置かないで関係したり、働きかけたりすること。また、そのさま。 とある。なるほど。 「直接」は微妙な表現で、「絶対」で「純粋」で「経験」的…

【地震の痕跡】

【地震の痕跡】 昨夜地震があった。 発生時刻 2021年02月13日 23時08分頃 震源地 福島県沖 最大震度 震度6強 位置 緯度 北緯 37.7度 経度 東経 141.7度 震源 マグニチュード M7.3 深さ 約60km 熟睡していたら、連れ合いが 「地震だ!地震、地震!」 とけたた…

【半身】

【半身】 魚を三枚におろしたとき骨のない両側面をそれぞれ半身(はんみ)という。半身は見た目に左右対象だけれど、左半身と右半身は質的にも左右対称なんだろうか。 円形のいけすに魚を放して、上から見て時計回りに泳ぐ魚は左利き、反時計回りに泳ぐ魚は…

【笑いの色とお茶の色】(2017年10月8日の日記再掲)

【笑いの色とお茶の色】(2017年10月8日の日記再掲) 東海道線大船~藤沢間に新駅を設置することで神奈川県とJR東日本などが合意したそうで「村岡新駅」になるという。「おや?」と思って思い出した。 山川菊栄『わが住む村』岩波文庫の舞台がこの村岡だった…

【はすとくち】

【はすとくち】 郷里清水の年寄りは、子どもが口を尖らせてすねるさまを「ほーら、はすとんがらきゃーした」と笑って言った。「はす」は「嘴(はし)」の音変化だろう。嘴の意味を辞書で引くと ❶鳥類のくち。くちばし。はし。「嘴爪(シソウ=くちばしとつめ…

【西日炎上】

【西日炎上】 高層ビルが次々に建てられていく。高層になると壁自体の荷重が無視できない重さになるので、柱や梁に構造を支える役目を任せ、壁は軽量で嵌め込むだけのカーテン・ウォール (curtain wall)というものになっている。 採光と断熱を兼ねた濃色の…

【建国記念日のパセリ】

【建国記念日のパセリ】 散歩に出たら、近所の花屋店頭にパセリの苗が並んでいたので買ってきた。春だ。 ホームセンターでグリーンのプランターと野菜用園芸土を買ってあったので、パセリ用に領土をつくり、粗密を考慮して三株植えた。 ◉

【生をグイグイ】

【生をグイグイ】 ◉

【よりもどし】

【よりもどし】 人間の記憶には「よりもどし」のようなものがついている。猿環(さるかん)とも言い、辞書には「釣り糸などのよりもどしに使う、自由に回転する金物の環」と書かれている。サルに紐(ひも)をつけて繋いでおくとクルクル回るうちに紐がよれて…

【選択の自由】

【選択の自由】 母親は「美容院」を「かみいさん(髪結さんか?)」、「クリーニング店」は「洗濯屋さん」と呼んでいた。コロナ禍におけるステイホームの影響で洗濯屋さんの経営も大変なことになっているらしい。意外な日に近所の洗濯屋さんが閉まっていると…

【若いってすばらしい】

【若いってすばらしい】 よっぱらって「♪ あなたがいつか言ってた 誰にでも明日がある…」と歌が出て、「その歌なんて歌だっけ」と聞くので、「若いってすばらしい」だと答え、「作詞は安井かずみ」と付け加えたけれど、作曲が宮川泰だったことを忘れていた。…

【円と多角形】

【円と多角形】 ◉

【禅の心】

【禅の心】 禅のめざすものは、人生をほんとうによく生きる支えを得ることであり、そこに「ほんとうに」とつけなくては伝わらない難しさによって、禅の心に対する人それぞれ好き嫌いの感情が分かれる。 禅は生きてあることの燥(はしゃ)ぎをおさえ、その余…