2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
東京都港区虎ノ門。 『大阪屋砂場』の美しい店頭。 大正12年築の店舗。 家宝はひいきにしてくれた山岡鉄舟の書だという。
静岡県清水相生町。 波止場踏切脇に接岸したような三角形の建物、 その船のような建物の先端は螺旋階段になっている。 階段を上った2階は『さくら邸』という居酒屋になっている。 一度入ってみようと思いつつ、どうもおじさん一人では入りにくい。 螺旋階段…
東京都港区赤坂7丁目。 カナダ大使館前の紡錘形をした池の端にカラスがいて 通行人が珍しそうにカラスの顔を眺めて通り過ぎると カラスも顔の向きを変えて通行人を目で追っている。 人通りが途絶えるとさっと飛び降りて水浴びをし、 また人影が見えると縁に…
【詩の生まれる突き当たり】 静岡県清水入江岡町。県道 197 号通称駒越富士見線が東海道本線と静岡鉄道を桜橋で跨ぐために高くなり、県道 407 号通称南幹線が県道197号通称駒越富士見線と交差点を形成するために背伸びをしようと盛り土して高くなったために…
【光の帝国】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 23 日の日記再掲) ルネ・マグリットに『光の帝国』という作品がある。好きなのは 1954 年に描かれた『光の帝国』であり、未完の遺作になった 1967 年のものまで、何枚もの『光の…
【象と虎】 静岡県清水江尻東。ミシンは『シンガー』編み機は『ブラザー』冷蔵庫は『日立』電球は『ナショナル』が口癖だった母が『ジャノメミシン』に縁ができたのは一日中沸かし立ての風呂に入れるという『湯名人』という商品を静岡県清水江尻東にある『ジ…
【しゃがんで考える人+】 静岡県清水南岡町。梅蔭寺まで出かけたのでついでに300円払って次郎長座像を見る。清水の「考える人」と四半世紀ぶりの再会である。次郎長没年を思い出すのは簡単で地元の人たちは「いいやくざ= 1893 年」と覚えている。せっかく 3…
【しゃがんで考える人】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 20 日の日記再掲) 同い年で編集者の友人は老眼が始まるのが早くて、何年も前に「トイレで新聞を読む楽しみがなくなった」と言っていた。 大相撲千秋楽の表彰状授与のよ…
【屈託と哀愁と清水文化センター】 静岡県清水文化センター。ここでかつて郷ひろみショーがあったと言っても驚くには当たらない。驚くには当たらないのに妙に覚えているのは静岡のローカルラジオ番組に出演して「コンサートで清水市に行かれたそうですが、ど…
【ぼくとまつやと、時々、ひろみ】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 19 日の日記再掲) 個人商店主は店という舞台で体を張る役者のようなものであり、それだけでたいしたものだと尊敬してしまう。 個人商店自体も街という舞台で…
【記念塔通り】 静岡県清水上清水。桜が丘の五差路にかかる歩道橋に登ると電線越しに富士山が見える。清水港の方から巴川にかかる八千代橋を渡って桜が丘に登る県道197号線。登り切った場所にかつては記念塔と呼ばれるモニュメントがあり、年寄りの多くはこ…
【清水おでん再考】 清水のおでんの串の先には具が味噌壺に滑り落ちないための小さな蒟蒻がつけられており、静岡おでんは皆そうだと思っていたけれどそういうわけでもないらしい。静岡県清水江尻町『みのべ』さんのおでん以外の清水おでんはどうだったかなぁ…
【フォロー・ミー 清水中央公民館の思い出】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 16 日の日記再掲) 「親孝行したい頃には親は無しとはよく言ったもので……」などとは親を亡くして 1 年半経ったけれど一度も思ったことがない。 そも…
【○○○ドーナツ】 静岡県清水本郷町。 茶房『かっぱ』が閉店してしまったので、清水駅前に来て珈琲を飲みながら本でも読みたくなるとついつい西友脇にあるこのドーナツ屋に来てしまう。ここのカフェオレはおかわり自由で本に夢中になっていると女店員が注いで…
【忘却と新発見】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 15 日の日記再掲) 思わずぞっとするような物忘れが増えてきたけれど、楽しい物忘れもあってそれは日々の慰めになる。 些細なことに対する新鮮な発見に喜びつつ、「(待てよ、…
【夕空の向こう】 静岡県清水、巴川にかかる稚児橋にて。稚児橋のたもとにあるカッパのブロンズ像。四体ある像のうちこれだけが女の子である。夕暮れ時に一番似合うカッパの像を眺めながら心の引き出しを開けて吹き出しの中に入れる言葉を探すと、僕はどうし…
【天使の宝石箱】 清水の街を歩くと可憐な少女がフルートを持ってにっこり笑ったポスターが目につき、清水文化センター中ホールで『天使の宝石箱』というフルートコンサートが 2 月 18 日に行われるらしい。ずいぶん力の入った宣伝をしているなぁと思ったら…
【清水夕焼け散歩】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 12 日の日記再掲) 一昨年他界された友人のお父さんは、「墓参りをし、掃除をし、花をそなえ、線香をあげて手を合わせるとき、願い事などしてはいけない、お墓の前では感謝…
【「話」の話】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 12 日の日記再掲) 2 月 10 日土曜日、初めて JR バス関東の『清水ライナー』を使って静岡県清水まで片づけ帰省してみた。東京駅八重洲口の高速バス乗り場で「折戸車庫行き」と…
【終端頭端+】 東海道本線興津駅 13 時 37 分興津発島田行き。2 面 3 線のホームに停車中の運転席後部より。発車するとこの先、左にカーブして左側の上り線をまたぎ、さらに左側の下り線に入る。この 13 時 37 分興津発島田行き列車、平日は 13 時 17 分富士…
東京都港区赤坂、旧コロムビアレコード脇。 都内各所にワンボックスカーでやって来て タイ・ヴェトナム・ラオス・ミャンマー・インドネシア・パキスタン・ バングラディッシュ・ブータン・インド・中国・韓国などの総菜を使った弁当が買える 持ち帰り屋台と…
【終端頭端】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 9 日の日記再掲) 静岡駅で東海道本線上り列車に乗り換えると興津止まりの電車に乗ることが多く、時刻表を見ると 1 日に 10 本以上の上り興津行きがある。 ■ JR興津駅ホーム。 当…
【古道沿いの暮らし】 東京の住まい近くにある好きな散歩道。坂上に武家屋敷跡もあるので明らかに古道である。「坂下」と名のつきそうな地域を歩くといかにも自然風土の諸事情を反映した暮らしぶりが見えるような気がし、夕暮れ時に歩くと郷里静岡県清水の古…
【鮪商人】 静岡から清水方面に向かう際に在来線からも新幹線からも見える、いつも気になる不思議な形の建物と「鮪商人」の文字。上り新幹線車窓から見える富士山の写真を撮ったら気になっていたせいか絶妙のタイミングで写っていた。 撮影日: 07.2.4 2:12:…
【道の事情】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 8 日の日記再掲) 人が長いことかけて踏み分けた古い道は曲がっていることが多い。 郷里静岡県清水の平野部などを例にとれば、ちょっと歴史を遡ると一面蘆(あし)の生えた低湿地…
【升と節分】 帰省時にお世話になる友人の実家。お店のカウンターに座っていたら母よりひとつ年上のお母さんが節分なので豆まきをしようと升に入れた大豆を持ってこられ、中身を見たら砂糖をまぶした大豆なので笑ってしまい、お母さんは本当に甘い物好きなん…
【春夏秋冬】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 7 日の日記再掲) 実家の片づけをしていたら B 全判のポスターを筒状に丸めたものが出てきた。 それらは中高生の時代に、静岡県清水駅前銀座のオーディオ・レコード店『あかほり』…
【清水ドーナツ化】 静岡市が地域振興のためと称して 1 億円かけて作ったというオブジェ。 撮影日: 07.2.3 0:16:18 PMおかげで大好きだった清水駅ホームから見る哀れな世界遺産候補が台無しである。 ◉
【欄干の愉悦】 静岡県清水、巴川にかかる羽衣橋の欄干にて。空も川面も胸に染み入るように青い。 撮影日: 07.2.4 8:37:11 AM欄干に両肘をついて、生まれたての春の川風に吹かれながら、川を下ってくる小舟が橋の下に消えるまで、ぼんやり眺めている 2 月の…
【お菓子のふるさと】 (『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 2 月 6 日の日記再掲) 昔むかし、静岡県清水の街には「エビ天」というお菓子があり、桜エビ味の揚げ煎餅を飴でコートした、桜色をした甘い煎餅だった。冬場にコタツで「エビ天…