2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ひとり仕事場で昼食をとる時は、朝自分で小さな日の丸弁当をつくっている。世の中で一番好きな食べ物は何かと聞かれたら白いご飯であり、それを最も引き立てるのが梅干しとごま塩だと思うことが日の丸弁当をつくる理由になっている。インスタントのわかめス…
昔、テレビの旅番組かクイズ番組でミャンマーの弁当箱を見て感動したことがある。清水の友人が仕事でミャンマーに行き、その土産に貰ったと栗林デンキ店長がつぶやいていたので羨ましいなぁと思った。義父の三周忌法要で帰京したので帰りに寄ったら「石原さ…
仕事で根津に出て昼食時だったので、不忍通り沿いにある蕎麦屋に入ってみた。カレー南蛮を注文したら「お時間いただきますけどいいですか?」と言う。「いいです」と答えてお茶を飲んだら渋くておいしい。静岡県出身者としては消費拡大のため、お茶は味がし…
装丁者のひとりごと 「秋の夜長のお便りコーナー、またはずぼらなお返事にかえて」 長いことこの表紙裏につたない日記を書いていると、時折お便りをいただくことがあって嬉しい。返事を書き損ねたり、連絡先がわからなかったりでご無礼ばかりしているので、…
戦国時代、あらゆる武具を赤く塗った兵団を「赤備え」といい、武田の武将が起源ということで「武田の赤備え」が名高く、その流れで真田や井伊の赤備えも知られている。「備え」とは準備の意でもとくに兵の配置を言い、布陣を整えて敵の来襲に備えることを「…
義母が暮らす特養ホームの窓は南西に向いており、隣接する諏訪神社拝殿から鳥居までの参道が真南に向いているので、南北に対し45度の角度で老人ホームは建っている。南西側には小さな庭があり、柚子、葡萄、花梨など、実のなる木が植えられている。午後から…
本のカットされた断面を小口と言うけれど、綴じてある背の方をなぜ「のど」と呼ぶのかと聞かれてう~んと唸る。口の反対だから喉と答えれば簡単だけれど、紙を束ねたものが本であるためには綴じられていることが大切なので、本の急所という意味で喉と呼ぶと…
病院で定期検査を受ける義母に付き添うときは、診察が終わって会計待ちに入るタイミングで介護タクシーを手配する。そうすると会計が終わる頃にはやって来るので都合がよいのだけれど、会計でかなり待たされたうえに薬の調剤待ちがあると、さらに30分くらい…
東大宮の病院まで義母の定期検診付き添いをする妻の付き添いをした。 定期検診が終わり、介護タクシーに乗って特養に戻る義母と妻を病院前で見送り、駅前まで歩く途中でなるべく普通のラーメン屋を探して入ってみた。 最近は若者に人気の濃厚な麺店と、中国…
親たちの看護・介護が始まって付き添いが日常化すると、持っていることが必要だったり、持っていると便利な小物が増えていく。そういう小物のひとつが小さなセロハンテープで、意外に出番が多い。鞄にひとつ入っていると便利なのだけれど、文具店で売られて…
眼はレンズそのものであり、記憶はフィルム、手は引き延ばし機、紙は印画紙だと考えると、人間の身体はまるでカメラそのものだ。そうか、人は常に世界を写真に撮りながら生きているんだなと思う。 見て認識するところまではカメラそのもののようになって暮ら…
若い世代との間で、食の好みにおける断絶を感じる年齢になってきたように思う。 ラーメンなどはその典型で、若者が興した流行りの店に行くと、味の足し算が度を過ぎていて、少し食べただけでげんなりとしてしまう。 ラーメン店以外ならば若々しい創意工夫の…