▼【トウキョウモノクローグ】
【ひとりバドミントン】 毎週木曜日の昼休み2時間だけ、近所の勤労福祉会館体育館に行って卓球をしている。4台ある卓球台はいつも空いていてわが夫婦しかいない。2面あるバドミントンコートにはいつも常連のご夫婦がいる。 昨日はもう1面に初めて見る若…
【他人の眼から世界を覗く】 他人の眼を借りて他人の見え方を体験することなどできないと思っていた。2022 年 11 月 9 日、友人6人が川崎市高津区のレストランにあつまって昼食会をした。 2022/11/09DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 format 2年ぶりの再会…
【月照】 大正から昭和にかけて活躍した仏教学者高神覚昇(たかがみ・かくしょう)が西田幾多郎の教え子だったと知って興味深く、高神の『般若心経講義』を読んでみたらいたく感心した。一緒に仏教大衆化の運動をした友松円諦(ともまつ・えんたい)の『般若…
【くさいおなら、くさくないおなら】 いつの頃からか自分のおならが臭くなくなっている。にんげん歳をとるとおならも枯れて臭わなくなるんだろうかと思い、調べてみたらおならが臭わないのは腸の活動がうまくいっているかららしい。 2022/11/06DATA : PENTAX…
【うきくさ】 草かんむりの下にただようの漂を置いた「薸」という字に「うきぐさ」とルビがふってあった。漢音読みで「へい」、訓読みが「うきくさ」だと辞書にある。 同じ意味と読みをもつ文字に「萍」があり、この文字をふくむ成語に「萍水相逢」があって…
【社会の窓】 テレビのニュースを見ながら「信教の自由ひとつとってもこういうおかしな議論になるのは、違う種類のものをひとつのことばを使って一緒くたにして考えるからだよね」と言うと妻が「そうそう!」と言うので、ああ常識的な話が通じてよかったと思…
【タマゴとマツタケ】 2022 年 9 月の統計データによると全国のスーパーで売られている鶏卵1パックの平均価格は 231 円なのだそうだ。 10 月 20 日から毎週木曜日は近所の勤労福祉会館体育館まで夫婦で卓球をしに通っている。卓球帰りに大通り沿いで営業し…
【オランダとベルギー】 医師の友人がよくスピノザと口にするのを思い出したのでスピノザ(1632~1677)について書かれた本を読んでいる。ポルトガル系ユダヤ人という出自にともなってオランダとベルギーの話が出てくるのだけれど、それぞれの低地南部と低地…
【方向と持続】 最寄りの地下鉄駅構内へと下る階段は軽く回転しながら螺旋状になっている。軽くくるっと回されるだけで方向感覚が狂う。地上に対して自分がどっち向きに歩いているのかわからなくなる。 2022/11/01DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 format 面…
【もったいないとありがたい】 友松円諦(ともまつ・えんたい 1895-1973)が書いた『般若心経講話』大法輪閣が「良い」の状態で1円(送料350円)だったので、「こんな値段でいいのかな…」と思いつつ注文した…と日記に書いたら、古書販売店からの発送完了通…
【名前の名前】 郷里静岡に帰省してしずてつジャストラインバスに乗ると、なぜか車内放送でショパンの『別れの曲』が流れている。乗客が自分一人しかいない北街道線に乗っていると寂しい気分になる。 2022/10/30DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 format 近所…
【名前の名前】 なにかの名前を覚えても、そのなにかの内容を理解したことにはならない。名前がそのなにかの内容に合致することはあるけれど、名前だけを覚えて唱えても内容があらわれでることはない。 2022/10/21DATA : PENTAX Optio RZ18 1 : 1 format 仏…
【高神覚昇と友松円諦】 高神覚昇(たかがみ・かくしょう 1894-1948)とともに真理運動をおこした友松円諦(ともまつ・えんたい 1895-1973)を読んでみたいと思い、検索したら『般若心経講話』大法輪閣が「良い」の状態で1円(送料350円)だったので、「…
【南側の窓】 交差点近くで長いこと仕舞た屋(しもたや)になっていた古い商家が取り壊されて更地になった。かつては都電が交差する乗り換え地点として賑わい、斜向かいの角には岩崎家の土地に三菱銀行があった。 2022/10/30DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 …
【朝の不正解】 朝刊第一面のクイズに、江戸時代からある日本最古の地図記号は何かと書いてある。そりゃあ神社の鳥居か寺の️卍だろう、と思って答えを紙面に探したらなんと温泉マークだという。 この夏、『季刊清水』の取材で柏尾の光福寺を訪ねたら、江戸時…
【認識の認識】 パソコンやスマホの新機能情報にはひどく疎くなっている。疎くても自分に必要な機能は使っているうちに自然に気づくだろう、それでいいやと思っている。そして自然に気づいて数年遅れでびっくりしている。 昨日も自分の日記【ペンギン辞典】…
【ペンギン辞典】 いま読んでいる本の著者が『ペンギン心理学事典』や『ペンギン哲学事典』を引いている。たぶんペンギン・ブックス(Penguin Books)にそういう辞書シリーズがあり、米国で研修医をされていたので英語で書かれた辞書を難なく読みこなすのだ…
【ケリをつける】 昔の青春活劇などを観ると石原裕次郎や小林旭が「今夜こそケリをつけてやるぜ!」などと啖呵を切るシーンがある。 ちょっと年下の医師が書いた本を読んでいたら、健康長寿至上主義の人生観に「ケリをつけてもいい年齢」という表現があって…
【午後三時の嘆息】 このところ肌寒いので、毎日午後三時が近づくと牛乳を使った甘いホットドリンクをつくっている。温かい飲み物が嬉しい季節になり、喉を通っていくとき「あ〜〜おいしい」と声が出る。 「今日は暖かい抹茶オレです」と言って妻の机脇にホ…
【うわのそら】 文字を読む人間には「読む」と「読みながら考える」という異なる状態がある。「聴く」と「聴きながら考える」ともいえる。 聴き上手に向かって話すと相手に引き込まれそうな「空(くう)」を感じ、人の話を聴きながら今にも話し出しそうな相…
【思わぬ解説】 文庫本には巻末に「解説」がついていることが多い。読み終えたら意外な人の解説つきで驚くことがある。著名人の感想が聞けるとは思ってもみなかったので嬉しい。 思いがけない得をしたと喜んで読んでみたら、会って話したこともないこの著者…
【石枕】 海辺でごろごろしながら考えた。智に働けば腹が立つ。情に棹させば泥沼だ。意地を通せば居場所がない。高校時代は深夜に家を出て港の岸壁まで自転車を走らせ、コンクリートの防波堤の上で仰向けになって夜明けまで寝た。 清水区新港町(1971) テト…
【抜苦与楽】 すべての人の苦しみを救いたいと願うこころを抜苦(ばっく)、すべての人にほんとうの楽しみを与えたいと願うきもちを与楽(よらく)という。人が悟りの智慧を得て利己を離れたとき、その先にある大きな利他的悲願について書かれたものを読んで…
【虚往実帰】 他人の家を訪問するときは腹を空かせて行く、そうすればどんなものでもうまい。虚(きょ)にして往(ゆ)いて実にして帰るという意味で虚往実帰(きょじゅうじっき)というのだそうだ。出典は荘子にあるらしいのだけれど味わうとこれは深い。 …
【勤労福祉会館で卓球】 マンション内の友人から、文京区勤労福祉会館の体育館で卓球ができると思いがけないことを聞いたので妻とふたり昼休みに行ってみた。勤労福祉会館までは徒歩で 600 メートルあり、わが家の標高が海抜 35 メートル、勤労福祉会館は海…
【消えた若葉】 六義園から飛来してベランダの片隅で発芽したイロハモミジを鉢に植え替えて育てている。樹高 20 センチほどに育って元気にしていたけれど、昨日水やりしながら見たら先端近くの若葉がきれいになくなっている。 DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : …
【高神覚昇】 寺でよく聞かされる般若心経に出てくる「色・受・想・行・識」の「行」について「意志的形成力」という田辺元のむずかしい解釈にならんで、行とは修行の行と同じ「歩む」ということだという高神覚昇(たかがみ・かくしょう)の解釈が引かれてお…
【へちま】 この夏、清水の先輩がへちまを栽培していたのは知っていた。それを乾燥させて網状になったものを上京する際に手土産としてくれた。むかし銭湯で年寄りが使う姿をよく見たので垢すりのように使うものだということはわかる。わかるけれども自分が使…
【ガスと風船】 紀元2世紀に生きてその理論が 1000 年もの長きにわたってヨーロッパ医学界で支配的だった医学者ガレノスは、小アジアのペルガモンに生まれた。小アジア(Asia Minor )ってどこだろうと辞書を引くと「アジアの西端にあり、トルコの大半部を…
【1・2・3】 1と3を知らないと2を「2」としてわかることができない。3人のうちから1人が欠けてはじめて1人でなく「2人」でいることのありがたさがわかり、1人ぼっちでなくてよかったと思うのだ。 DATA : PENTAX Optio RZ10 1 : 1 format どうも…