【話のホールド】

漢字を使うから言葉に差別感が宿ってしまうということがあるかもしれない。障害でも障碍でも障がいでも、程度の差こそあれあまりよい字面(じづら)ではない。漢字は絵記号なので長所もあれば短所もある。「しょうがい」とやさしくひらけば人間の個性の一部として溶けて行くようでもあり「字面の問題が字面において存在するにすぎない」という、話の壁をよじ登るための最初のホールド(つかみどころ)にはなる。喜びと悲しみ、怒りや欲望や不安といった自動的に噴き出してしまう情念を抑制するのではなく、情念の力が行為として外に働いてしまう前に情念と行為の間に割って入るもうひとつの役割が「理性」だろう。「情念←理性→行為」のように。
(以上ぴったり300文字の【人生車窓素描】)

津波警報解除直後の興津にて 2025年7月31日

道端の小さな工夫 016 2025/08/06
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20 音オルガニートで
『水上の音楽』 第1組曲より エア
Water Music Suite No. 1 , HWV 348 Air
作曲/G.F.ヘンデル
を公開。
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