【とんじゃかない読書メモ】


00
「とんじゃかない」は清水弁で頓着しないことをいう。
01
プラトンの『パイドン』でソクラテスは、あらゆる反対関係は順逆相互の生成過程であるとケベスに言っているらしい。生から死への移行があるなら、死から生への移行もあるのでなければならないと。
02
「あるのでなければならない」と西田幾多郎ふうに付け足してみた。全体から部分が生じるように、部分から全体が生じているのでなければならない。部分の消滅から新たな全体が生じている。部分の死から全体としての生へ。
03
自分が今日死ぬと確信したとき、目の前にいるこの人が明日は自分のいないちょっとだけ新しい世界に目覚めるだろう、ということを想像したとき、それは素晴らしいことだなと思う。自分がいなくても世界があり続けるというのは素晴らしいことだ。
04
眠りがあるから目覚めがある。眠る自分と目覚める自分が連続していますようにと祈りもせず、眠りの向こうで自分が目覚められるかなど、これから眠る自分は「とんじゃかない」のである。そうでなければ眠れない。

2024年11月19日 本駒込5丁目
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20 音オルガニートで唱歌 星の界(よ) What a Friend We Have in Jesus
作曲/C.コンバース
20 音オルガニートで唱歌 故郷(ふるさと) Furusato
作曲/岡野貞一
20 音オルガニートで旅立つ秋 Tabidatu Aki
作曲/荒井(松任谷)由実
を公開。
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